綿『コットン』は何千年もの古くから地球上（世界各国）で親しまれてきた、自然素材・植物繊維の王様。
太陽の恵みで育った植物繊維ですから、肌ざわりが良く肌にとって刺激が少ない素材として、各方面で重宝されてきました。
たとえば、肌着などは『綿100％じゃないと体がかゆくなっちゃって・・・』なんていう方もけっこういらっしゃいます。
化学繊維も欠点ばかりではないですが、結局は石油製品ですから、体の事を考えれば『自然素材の繊維のほうが断然いい』となるわけです。
天然のよじれを持つ綿『コットン』は、重なり合い絡み合うことにより独自の空気室を形成し、ほど良いクッション性と水分の吸収率も抜群で『蒸れ感』も少ないのです。ただし水分の放湿・発散性が劣るので、こまめに天日干しをしていただかないと、ダニ・カビの原因となってしまいます。
からだの事、ふとんの事を考えれば、太陽の恵みをいっぱいに与えてあげる事が肝心です。

当店では原綿（原材料）からこだわって吟味し、自社工場にて、製綿から商品完成まで一貫して熟練された職人が、まごころこめてこつこつと『ものづくり』をしております。当店では、あくまでも綿100％にこだわって、掛ふとんには『メキシコ産綿花にインド産綿花を独自に配合』、敷きふとんには『インド産綿花』を使用しております。ただし、綿の特性として、使っているうちには掛・敷とも、わたが絞まってしまい、いわゆる『せんべい布団』になってしまいます。『天日干ししても復元力がなくなった・・・』と感じてきたら打ち直し（中わたの再生）の時期です。（理想として、掛けふとんは5年ごと、敷きふとんは3年ごとに打ち直しすることをおすすめします）

中わた綿100％で軽めに仕立てておりますが、保温性のことを考えますと表記の重量が限度かと思われます。
『綿ふとんでは重たい』『圧迫感がある』などの不満・不安のある方には羽毛ふとんをおすすめしております。）

『綿ふとんはこまめに干して』と言われても、『仕事が夜勤なのでなかなか干す暇がない』『干すスペースがない』『綿ふとんは嫌い』など、いろいろとご意見はあると思います。ご自分のスタイルでおふとん選びをしていただければよいと思いますので、『綿ふとん以外で何かいいふとんはないの？』と言う方は、”健康快眠敷ふとん”がございますのでご相談下さい。